コーヒーが健康に与える効果とは?良い効果?悪い効果?


コーヒーは体に良い?体に悪い?
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コーヒーが体に及ぼす効果について、色々な研究結果が発表されています。

ある研究ではコーヒーを称賛し、ちがう研究ではコーヒーを非難します。
ホントのところ、コーヒーは体に良いのか?それとも体に悪いのか?

管理栄養士である筆者が、コーヒーが体に与える効果について検証してみました。



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コーヒーを飲むと、体はどのように変化するのか?

コーヒーを飲んだら体はどのように変化するのでしょうか?

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出典:http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/facts

コーヒーには900種類以上もの成分が発見されています。
その一つ一つが私たちの健康に影響を及ぼしているのですが、
その中でも特に重要な成分といえば「カフェイン」「クロロゲン酸」です。

コーヒーを飲むと体がどのように変化するのかは、この2つの成分が体にどのような効果を与えるのかを知ればわかります。

この2つの成分については多くの研究がなされ、新たな発見が日々発表されています。
まず、カフェインが体に与える作用についてご紹介したいと思います。

カフェインは体を戦闘モードに変える

MAX98_yattazeyossya20140531500-thumb-1050x700-4966コーヒーの成分と言えばカフェインが最もメジャーでしょう。
何となく体に悪いイメージがあるカフェインですが、実際体の中ではどのような働きをするのでしょうか。

カフェインの最も特徴的な作用は「交感神経を刺激する」という事です。
交感神経は体を活性化させる神経で、勉強や仕事や運動をしている時や、ストレスを感じている時に活発に働いている神経です。

交感神経が興奮すると、体は「動かないといけない」と思い
心臓から出る血液量を増やす
脳活動を活発にする
消化活動を抑える
カテコールアミン、ドーパミンの分泌を促進する
という状態になります。

その他にもカフェインは体に色々な影響を与えます。
1⃣血圧を下げる
「カフェインは交感神経を刺激して血圧を上げる」というサイトがありますが、それはコーヒーを飲んだ直後の話であって、その後は反動で血圧を下げる効果があるんですね。
≪≪≪詳しくはこちらをご参照ください
2⃣ダイエット効果がある
交感神経が興奮すると、アドレナリンやノルアドレナリンと呼ばれるカテコールアミンが増えて、これらが脂肪の分解を促進します。体はいつ終わるか分からない戦いに備えて、体に蓄積させた脂肪を使おうとするんですね。
≪≪≪詳しくはこちらをご参照ください
3⃣記憶力をアップする
交感神経が興奮すると脳の働きを活発にします。外の情報を素早く処理して勉強効果や仕事力をアップしてくれるんですね。その他にもカフェイン自体が脳細胞のある場所に働きかけて記憶力をアップする作用があるようです。
≪≪≪詳しくはこちらをご参照ください

このように、カフェインは体にとても良い影響を与えてくれます。

一方でカフェインを飲み過ぎた場合の副作用として
4⃣骨粗しょう症になる
カフェインは栄養成分を吸着する性質があって、ビタミンやミネラルをくっつけて吸収させないようにする作用があります。骨を作るうえで欠かせないビタミンDの吸収も阻害されて、骨粗しょう症のリスクが高くなるんですね。
一般の人の場合はそれほど心配する必要はありませんが、骨粗しょう症の人は注意が必要です。
≪≪≪詳しくはこちらの論文をご参照ください
5⃣貧血になる
骨粗しょう症と同じように、鉄分の吸収を阻害して、貧血を悪化させる可能性があります。特に女性の方は注意が必要ですね。
6⃣胃が荒れる
カフェインはサイクリックエーエムピー(cAMP)という物質を活性化させて胃酸の分泌を促進させます。食事をしていた場合は消化を促進してくれるので良い影響を与えてくれるのですが、空腹状態でコーヒーを飲んだり、飲み過ぎたりした場合は、胃酸によって胃が荒れてしまう危険性があります。
7⃣カフェイン中毒
長期間にわたるコーヒーの飲み過ぎで起こる副作用がカフェイン中毒です。
神経過敏・不安感・焦燥感・不眠症などの精神的なダメージを与えて、うつ病・不安障害・パニック障害などの症状を悪化させる可能性があります。
その他、胃痛、頭痛、足の痙攣、吐き気などの身体的なダメージも与えます。

これらの副作用はあくまで「飲み過ぎた場合」に起こるものであって、飲み過ぎなければ特に問題にする事はありません。

では、次にクロロゲン酸が体に与える効果についてご紹介します。

クロロゲン酸はがんを予防する

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コーヒーに豊富に含まれるクロロゲン酸ですが、カフェインとは違いあまり知られていません。実は、クロロゲン酸はポリフェノールの一種なんです。ポリフェノールと言えば皆さんご存知の「目に良い」成分ですよね。

しかも、このクロロゲン酸はカフェインよりも多く含まれている成分で、体に対して大きな影響を与える成分です。

代表的な効果は抗酸化作用で、活性酸素による酸化を防いでくれます。

その作用が体に与える効果とは
1⃣糖尿病を予防する
クロロゲン酸が糖尿病を予防するという研究結果が発表されました。糖分を分解する酵素の働きをを阻害する事で、血糖値を上げにくくするという結果でした。しかし、逆に1日5杯以上飲んでいる場合は糖尿病を悪化させるという研究結果も別に発表されているので、飲み過ぎには注意が必要です。
2⃣がんを予防する
がんの原因は体内に発生する活性酸素という物質です。ストレスがかかった時に多くできる物質で、体内では日々この成分を除去する為に頑張っています。カフェインやクロロゲン酸はその活性酸素を除去してくれる働きがあり、多くの研究結果が発表されています。
3⃣ダイエット効果
クロロゲン酸が褐色脂肪細胞の働きを活発にして、脂肪を燃焼しやすくする働きがあります。
また花王によると、毎日1杯の高濃度クロロゲン酸飲料を12週間飲み続けた結果、平均1.5kg減少したという研究結果が報告されています。クロロゲン酸が、肝臓のミトコンドリアへの脂質の取り込みを促進し、脂肪燃焼に効果があるとのことでした。
ただ、焙煎すると効果が薄れるという事ですので、私たちが普段飲むコーヒーには効果が薄いのかもしれません。
4⃣シミを予防する
こちらもがんを予防すると同じ効果で、活性酸素を除去する事で、シミを予防します。

今までカフェインについて盛んに研究がされてきましたが、これからはクロロゲン酸の研究も盛んに行われると思います。

健康になれるコーヒーの適量とは?

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コーヒーは体に良いのか?体に悪いのか?の結論は
適量であれば体に良く、飲み過ぎると体に悪い
という事です。

それでは、コーヒーの適量とはどの位なのでしょうか?
コーヒーの体に対する副作用はカフェインがメインですので、
カフェインについての様々な研究結果から、コーヒーの適量を探ります。

1⃣カフェイン600㎎以上の短期間または長期間の飲用は、カフェイン中毒症状を引き起こす可能性があるとの研究結果
2⃣1時間以内に6.5 mg/kg 以上摂取した場合は約半数が、3時間以内に17 mg/kg 以上摂取した場合は100%が、カフェインの急性症状を発症する(Wikipediaより)
➡体重50kgの場合なら325㎎/1時間、850mg/3時間

これらの結果から、カフェインの1日の上限は600mg1回の上限は300mgとします。
しかしこれはあくまで上限ですので、健康的なコーヒー生活を送る事を考えると、
この半分ぐらいが良いと思われます。

理想的なカフェインの摂取量としては1日300mg、1回150mgです。

これをコーヒーの量に換算すると、1杯(150ml)に含まれるカフェインは100mg前後ですので、1日3杯までが理想です。

1日3杯のコーヒーを飲むことで、健康的なコーヒー生活を送りましょう!

コーヒーの香りにも健康効果がある

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コーヒー店に行くと、コーヒー豆の香りや、コーヒーにお湯を注いだ時の香り、コーヒーを口に含んだ時の香りなど、香りでコーヒーを感じますよね。
実は、コーヒーを飲むだけではなく、香りも私たちの体に影響しています。

そして最近の研究により、コーヒーの品種によって
リラックス効果のあるもの
頭の回転速度を上げてくれるもの
がある事が分かりました。

その他にも、香りには私たちの体に影響する成分がたくさん含まれています。
≪≪≪詳しくはこちらでご確認ください

まとめ

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すでに、コーヒーは私たちの生活に無くてはならないものです。
スタバやコンビニコーヒーの普及により、さらに身近な存在になっていくでしょう。
「コーヒーはおしゃれ」という意識が広がり、コーヒーを飲む年代も低年齢化のしていくと思います。

そんな中で、コーヒーの健康に対する効果をあまり認識されていないと感じています。

コーヒーは適量を飲んでいれば問題ないのですが、量を間違えると死亡する可能性もある食品です。
特に10代以下は人は気をつけてください。

10月1日はコーヒーの日です。



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